日々の業務に追われる中で、
「どの工事が終わっていて、どれがまだ進行中なのか?」
「優先して対応すべき工事はどれか?」
瞬時に答えられる状態をつくることは、経営判断のスピードと質に直結します。
ハウロードシリーズでは、完成・未成・仕掛など、工事の状態を分類ごとに“見える化”できる工事一覧系の帳票を用意。
進捗の偏りや滞り、担当のバランスなど、全体像を把握しやすく、現場と経営のズレをなくすサポートをします。
・完成・未成・仕掛といった分類で整理されるため、全体の工事進捗が即座に分かる
・未成や仕掛工事の進捗を一覧で見られるため、対応の優先順位がつけやすくなる
・個人の記憶や管理に依存せず、誰が見ても同じ情報を共有できる体制
どんな機能?
任意の期間を指定するだけで、工事や原価に関する
帳票を出力・集計できます。
画面上でボタンと期間を指定するだけで、進捗・原価・労務など、さまざまな視点から工事を“見える化”できます。

ここがポイント!

工事ごと、期間ごと、受注区分ごとなど、あらゆる切り口で原価を集計できるため、原価の偏りや異常を早期に発見できます。
見積と実績を比較しやすく、コストの見直しや利益率改善のヒントにも!発生ベースでも締め日ベースでも集計可能なので、経理・経営・現場それぞれの視点に沿った管理が実現できます。
工事がどれだけ進んでいるのか、未成や仕掛はどれだけ残っているのか。
この情報が瞬時に把握できるかどうかで、経営判断のスピードと精度は大きく変わります。
どんな工事が動いていて、どこにリスクが潜んでいるのか一覧で整理された情報は、現場にも経営にも大きな武器となります。
ハウロードシリーズなら、これらの帳票も期間設定とボタン操作でスムーズに作成が行えます。
- 完成工事一覧表
- 未成工事一覧表
- 仕掛工事一覧表
- 分類別未成工事一覧表
- 工事情報一覧表
すでに完成済みの工事を一覧表示できる帳票です。
工事名・完成日・請負金額・実績原価など、完了した工事の全体像をひと目で把握できます。
・「次の成長戦略を立てる前に、まずは足元を固めたい」と考える経営者・役員層
・社内会議や株主向け報告資料など、実績を数値で見せる必要がある立場の方
経営判断にどう役立つ? | ・「この工事、ちゃんと利益は出たのか?」 ・「予定より原価がかかっていないか?」 ・「工期内に終わったか?」 “結果”に基づいた振り返りと改善判断に最適 |
どんな場面で活躍する? | ・利益が出た工事/出なかった工事の傾向を分析したいとき ・完成した工事の受注先・金額・担当者などの実績データを一覧化したいとき ・次回の見積精度向上のために、過去の実績と比較する基準を作りたいとき |
活用のワンポイント | ・「売上は上がってるが、利益が薄い…」という時に、原価率や工期の傾向を一覧で見返せる ・担当者別・取引先別に並び替えることで、好成績を出しやすい傾向の分析にも ・完成工事の推移を四半期ごとに出せば、会社全体の成長トレンドの把握にもつながる |
現在進行中、まだ完成していない工事だけを一覧表示する帳票です。
工事名・受注日・予定完成日・原価発生状況など、“いま動いている現場”の全貌が見渡せます。
・会社の資金の流れと利益確保をバランスよく管理したい経営者・事業責任者
・工事の滞留や遅延によるリスクを抑えたい工事部門の統括者
経営判断にどう役立つ? | ・「工事は計画通りに進んでいるのか?」 ・「まだ売上になっていない案件はどれ?」 ・「資金が寝ている工事はないか?」 リスクの早期発見や、進行管理の強化に直結します。 |
どんな場面で活躍する? | ・月末の資金繰り確認や、売上見込みを立てたいとき ・長期化している工事がないかを洗い出したいとき ・未成工事が全体のどれくらいを占めているかを把握したいとき |
活用のワンポイント | ・未成工事のうち、原価だけ発生していて売上計上されていない案件を見つけることで、キャッシュフローの手当がしやすくなる ・工事の進行遅れや放置リスクの発見に繋がる ・定期的にチェックすることで、収益化までのスピードを意識したマネジメントが可能 |
「着手はしたけれど、まだ完成もしていない工事」、“仕掛中”の案件のみを一覧表示する帳票です。
原価の発生状況や工期、進捗の把握に役立ち、まさに今動いている工事の様子を確認できます。
・進捗・原価のバランスを把握しながら、無駄な赤字工事を防ぎたい経営者・統括者
・現場と経理の連携を強化し、工事管理の精度を上げたい管理者層
経営判断にどう役立つ? | ・どの工事が今どの段階にあるかがひと目で分かる ・売上への反映がまだの原価がどの程度あるのかを確認できる ・進捗と原価投入のバランスを把握し、工事遅延や赤字の兆候を早期に察知 |
どんな場面で活躍する? | ・今月の稼働工事数や工事内容を把握したいとき ・完成までにどれくらい原価が必要か、進捗を見ながら想定したいとき ・“滞っている工事”を洗い出し、早急な対応を検討したいとき |
活用のワンポイント | ・進捗に対して原価投入が少なすぎる or 多すぎる案件を見つけやすい ・完成予定日が近いのに仕掛のままの案件があれば、現場に確認・対応を促す判断材料に ・案件の停滞リスクや資金拘束のリスクを可視化しやすい |
「未成工事」の一覧を分類(用途・工種・担当者・拠点など)ごとに整理して表示できる帳票です。
進捗が遅れている分野や、リスクを抱えている分類を早期に察知しやすくなります。
・複数拠点・複数部門を統括している経営者やエリアマネージャー
・業務改善・人員配置の見直しをしたい経営企画・管理部門責任者
経営判断にどう役立つ? | ・“滞っている工事”が特定の分類に偏っていないか?を俯瞰できる ・特定の担当・部門・地域に業務過多や停滞が起きていないか?を判断できる ・業務の偏りや属人化のリスクを見える化し、リソースの再配分を検討できる |
どんな場面で活躍する? | ・「今、どの工種の進行が遅れている?」といったジャンル単位のボトルネック確認に ・担当者別・拠点別の業務バランスの見直しをしたいとき ・未成工事の中でも、売上計上の遅れや原価先行のリスクがある分類をあぶり出したいとき |
活用のワンポイント | ・分類ごとに未成工事の数や原価額を比較することで、異常値を発見しやすくなる ・「なぜこの分類は未成が多い?」という現場との対話のきっかけにもなる ・分類別に定点観測することで、毎月の進捗管理がより正確に |
すべての工事の基本情報(工事名・受注先・受注金額・契約日・担当者など)を一覧で確認できる帳票です。
「どんな工事を抱えているのか?」を一目で把握できる、まさに“工事台帳のダイジェスト版”のような役割を果たします。
・案件全体を把握して売上・利益の見通しを立てたい経営者・幹部層
・営業活動や受注状況の分析を担う営業責任者・管理部門
・新規顧客や大口案件のフォローを重視したい方
経営判断にどう役立つ? | ・契約単価や受注傾向の偏りを早期に発見しやすくなる ・高額工事や重要取引先の工事進捗を追いやすくなる ・経営層が数字の全体像を把握したうえで判断できる土台になる |
どんな場面で活躍する? | ・工事全体の受注状況を俯瞰して見たいとき ・重要な得意先との契約工事を一覧で確認したいとき ・年度末などに契約状況を整理・報告する際の資料として活用したいとき |
活用のワンポイント | ・絞り込み機能を使って、特定の担当者・得意先・期間に絞って確認 ・契約金額や受注日などで並び替えれば、売上見通しや案件の優先度も明確に ・定期的にこの一覧を確認することで、小さな工事の見落とし防止や請求漏れ対策にも◎ |