工事の数が増えるほど、「どこに、どれだけ原価がかかっているのか?」が見えづらくなる。
利益が出ていると思っていた工事が、ふたを開けてみたら赤字だった──。
そんな“気づいたときには遅かった”という経験、ありませんか?
ハウロードシリーズの「原価管理帳票」なら、“いつ・どこで・いくらかかったか”を、ボタン操作だけでパッと可視化。
工事ごとの原価配分や、月別のコスト推移、完成・未成の状態までもが一目で把握できます。

原価の偏り・異常・利益圧迫要因を早期に察知できるぞよ。
経営判断に必要な“根拠ある数字”を、日々の現場から速やかに手に入れることができます。
・どの案件が儲かっているか、逆にどこで原価が膨らんでいるかを即座に確認
・材料費や外注費が急増した月を見逃さず、コスト増の要因を速やかに分析
・売上がまだ計上されていない原価を把握でき、資金繰りリスクの早期対策に
どんな機能?
任意の期間を指定するだけで、工事や原価に関する
帳票を出力・集計できます。
画面上でボタンと期間を指定するだけで、進捗・原価・労務など、さまざまな視点から工事を“見える化”できます。

ここがポイント!

工事ごと、期間ごと、受注区分ごとなど、あらゆる切り口で原価を集計できるため、原価の偏りや異常を早期に発見できます。
見積と実績を比較しやすく、コストの見直しや利益率改善のヒントにも!発生ベースでも締め日ベースでも集計可能なので、経理・経営・現場それぞれの視点に沿った管理が実現できます。
期間別管理帳票では、「この月だけ」「今期だけ」といった特定の期間に絞って、さまざまな帳票を出力できます。
工事の進捗・原価の動き・労務の偏りなど、異なる視点から情報を整理・確認できるため、現場にも経営にも大活躍。
- 発生原価管理表
- 原価集計表(合計)
- 工事別原価集計表
- 完成工事原価集計表
- 未成工事原価集計表
- 受注区分別完成工事原価集計表
- 受注区分別未成工事原価集計表
月別・日別など期間単位で、材料費・労務費・外注費などの「実際に発生した原価」を明細レベルで把握できます。
原価が“いつ・どの工事で・どれだけ”発生したかが一覧で見えるのが特徴です。
・資金繰りを重視する経営者・財務責任者
・利益率改善を目指す工事部門長・現場管理者
経営判断にどう役立つ? | ・支出が先行している工事が一目で分かるため、キャッシュフローの調整や売上計上のタイミングを見直す材料に ・原価の急増や偏りが明らかになり、異常の早期発見・対策に直結 ・予算や見積と実績を比較し、収益構造の見直しにも活用 |
どんな場面で活躍する? | ・月次や四半期ごとの原価レビュー会議 ・利益が出ていない工事の分析 ・決算前の原価精査・進行基準の確認 |
活用のワンポイント | ・「日付ベース」「締め日ベース」の切り替えで、経理基準と実務の両面からチェック可能。 ・工事別に絞り込めば、現場単位での原価進捗が追いやすくなります。 |
会社全体の「材料費」「労務費」「外注費」など、原価科目ごとの合計金額を、期間別に一目で把握できる帳票です。
部門や拠点ごとの集計も可能で、原価の全体像をつかむのに役立ちます。
・会社の全体像を把握したい経営者・事業部長
・予算策定や資金計画を担当する財務・経理責任者
経営判断にどう役立つ? | ・経費の中でどの科目にお金がかかっているのかが明確になり、重点的な見直しがしやすくなる ・複数の拠点や工種の合算値を並べて比較できるため、コスト感覚のずれや経営のムダに早めに気づける ・期ごとの変動を確認しやすく、中長期的な経営判断や予算策定の根拠に |
どんな場面で活躍する? | ・決算前に全体の原価構造を俯瞰したいとき ・「人件費が高いのか?外注費が多いのか?」といった経費分析 ・部門別コストの比較検討や、経営会議の資料作成時に |
活用のワンポイント | ・期間を「月」「四半期」「年度」で切り替えて、推移と傾向を追跡 ・部門別に並べれば、社内のコストバランスの偏りも可視化できます |
各工事ごとに「材料費・労務費・外注費などの原価が、いくらかかったか」が一覧でわかる帳票です。
工事別のコスト構造と実績が一目で把握でき、粗利や収支の健全性も見えてきます。
・採算管理・利益分析を行う経営者や現場管理者
・見積り精度や過去案件を振り返る営業・積算担当者
経営判断にどう役立つ? | ・どの工事が利益を生んでいるか、赤字かが即座に把握 ・原価が突出している工事を見つけて、原因分析や早期の立て直しが可能に ・工事ごとの原価率や傾向を把握でき、今後の見積精度や戦略立案に活かせる |
どんな場面で活躍する? | ・工事ごとの採算性を比較したいとき ・「原価率が高い工事はどれか?」を探したいとき ・経営会議や月次報告での個別案件の評価・説明に |
活用のワンポイント | ・利益率が低い工事をピックアップし、どの費目が原因かを確認 ・同種工事を並べて見れば、コストバランスの違いが浮き彫りに |
完了した工事だけを対象に、各案件の最終的な原価と費目の内訳をまとめた帳票です。
過去の実績を振り返りながら、収支の着地状況を可視化できます。
・工事の収益構造を分析したい経営者・役員層
・原価管理・見積改善に取り組む営業・積算・工事管理担当者
経営判断にどう役立つ? | ・過去工事の最終利益や原価率が一覧で把握でき、黒字・赤字の傾向分析に ・原価構成(材料・労務・外注など)を比較することで、コストの偏りや改善余地が見える ・工種・規模別の収支傾向を掴めば、戦略的な営業・受注判断に活かせます |
どんな場面で活躍する? | ・経営会議や決算報告で、収支実績を明らかにしたいとき ・類似工事の実績比較を行いたいとき(例:A社とB社で施工した同じ工事の結果) ・利益の出ていない案件の要因分析・再発防止策を検討したいとき |
活用のワンポイント | ・赤字工事を抽出し、原価構成比の異常値や見積との乖離を確認 ・高収益な工事に注目し、成功要因のパターン化を試みる |
現在も進行中の工事(=未成工事)にかかっている原価の累計と内訳を一覧で確認できる帳票です。
材料費・労務費・外注費など、進捗途中の原価投入状況が一目瞭然になります。
・資金繰りや経営計画を立てる経営者・財務責任者
・原価発生のタイミングを見極めたい現場責任者・原価管理担当者
経営判断にどう役立つ? | ・どの現場にどれだけ原価がかかっているかを把握でき、原価先行の工事がすぐ分かる ・売上未計上でも、原価は発生している=キャッシュ流出があることを可視化 ・期末の損益調整や資金繰り見通しの材料に |
どんな場面で活躍する? | ・今期中に完成しない工事の原価残高を確認し、収支を分けて考えたいとき ・資材費高騰や手配遅れなどで、原価が偏っていないか確認したいとき ・資金繰りや経営計画を立てるために、工事中の費用負担を一覧把握したいとき |
活用のワンポイント | ・未成工事の中でも、特に原価累計が大きい案件をチェックしておくと、早期対策に◎ ・原価率と進捗率を比較し、かけすぎ or 渋りすぎの工事を可視化 |
「元請」「下請」など、受注形態ごとに完成した工事の原価を分類集計できる帳票です。
同じ工種・規模でも、受注区分が違えば利益構造は大きく異なります。

違いを視覚化・分析できます。
・案件ポートフォリオを組み立てる経営者・営業戦略担当者
・収支傾向を正確に把握しておきたい財務担当者・経理責任者
経営判断にどう役立つ? | ・元請/下請などの収益性の違いを把握し、今後の受注方針を考える材料に ・どの受注区分で原価が膨らみやすいのか、または利益率が高いのかを分析 ・社内の戦略的な案件バランスの見直しや方針転換に貢献 |
どんな場面で活躍する? | ・「下請ばかりで利益が出ない…」という課題感を整理したいとき ・「今後、元請案件を増やすべき?」といった中長期の営業戦略を立てたいとき ・元請/下請間で工事内容・コスト感覚に差がないか検証したいとき |
活用のワンポイント | ・完成工事高に対する粗利率の差を受注区分別に並べると明確な傾向が出やすいです ・「同じ元請でも、公共と民間で傾向が違うかも?」といったさらなる掘り下げにも◎ |
「元請」「下請」など受注形態ごとに未成工事の原価を分類・集計する帳票です。
「今まだ終わっていない工事に、どれだけ原価が掛かっているか」を受注別に把握できます。
・資金繰り・利益確保のために、どこから手を打つべきかを把握したい経営者
・未成工事を複数抱えている企業の財務・経理担当者
経営判断にどう役立つ? | ・元請工事にばかりコストが偏っていないか? ・下請案件で原価だけ先行してしまっていないか? など、工事の“偏り”や“危険信号”を受注区分の視点から読み解くことができます。 |
どんな場面で活躍する? | ・「資金が苦しい…どの現場に資金が寝ている?」と探るとき ・「進んでいない工事はどこか?どんなタイプか?」を分析したいとき ・元請・下請ごとに今後の売上予定やキャッシュインを見積もりたいとき |
活用のワンポイント | ・「工事別未成」と違って、案件数の多い下請工事の動きも集計しやすい ・原価が出ているのに売上がまだ上がっていない工事は、資金繰り上のリスクとして要注目 ・受注区分ごとの体力の使い方を冷静に見直す資料として◎ |