工事の数が増えてきた。会社としてはうれしい成長の証。
……のはずが、「誰が」「いつ」「どの現場の」請求をしたかが分からない。
- 担当者が不在になると、請求処理が止まる。
- 似たような名前の工事を間違えて、二重請求してしまった
こうした管理体制の限界は、案件が増えた企業ほど起こりやすい問題です。
そこで必要となってくるのが、「人の記憶や感覚に頼らず、誰でも同じ水準で処理できる仕組み」。
ハウロードシリーズは、工事業に特化したシステムで、工事特有の請求管理に対応。
属人化を防ぎつつ、複数の現場の請求状況を一括で管理が行えます。
実際に現場で起こりがちなミスをどう防げるのかを詳しく解説します。
・請求フローが仕組み化され、特定の担当者への依存を防止。
・請求先・金額・タイミングを案件ごとに管理でき、漏れ・重複を防げる。
・金額の誤りや処理の遅延が減り、入金サイクルのブレも減少。
・回収状況・取引傾向などを把握し、売上やキャッシュフローの分析にも活用
どんな機能?
工事名・金額・期日などをもとに、必要な請求書をクリック操作で発行。
複数の現場・担当者がいても、案件ごとに進捗がひと目でわかるように管理できます。
一括請求・分割請求・中間金・最終金など、
工事業の商慣習に合わせた発行にも柔軟に対応。
属人化を解消し、誰でも同じ品質で業務が行える体制をつくれます。

ここがポイント!
工事業では、常に複数の現場が「異なる進捗」で動いています。
A現場 | 今月で工事が完了する予定。 請求書の発行準備が必要。 |
B現場 | すでに請求書を発行済み。 今は入金の確認待ち。 |
C現場 | 工事はまだ途中。 中間金の請求を行うタイミング。 |

各現場の請求タイミングや処理状況がバラバラ…。紙やエクセルで管理していると色々問題が起きてしまいますよね。
- どの現場が「請求済み」で、どこが「未処理」なのか把握が難しい
- 「A現場の分、請求書出したっけ…?」と毎回ファイルを確認する手間
- 中間請求と最終請求の処理を間違え、二重請求になるリスク
- 請求漏れが発生し、入金タイミングがズレて資金繰りが不安定になる
ハウロードシリーズなら、すべての工事案件に対して「請求の進捗状況」を一元表示することが可能です。
請求書を出したかどうか、一覧表で表示。請求金額や回数(中間・最終など)も工事別に確認が行えます。

現場がどんなに複数あっても「全体が見える」から、何を、いつ、どこに対して請求すべきかを迷わず判断できる。
また、個別のファイルを探したり、担当者しか分からない状態から脱却。

属人化を防ぎつつ、チームでの情報共有や引き継ぎもスムーズに行えます。

建設業の請求処理は、「あの取引先は月末締めだったよね」「前回は値引きしてたはず」など、人の記憶に頼った運用になっているケースが少なくありません。
そんな中で、担当者が急に休んだり異動や退職で引き継ぎが間に合わない…新任者も「やり方がわからない」となってしまえば、請求書が出せず、入金が遅れたり、トラブルになったりするリスクがあります。
ハウロードシリーズなら、取引先に応じた請求書発行の情報を、マスタに登録が行えます。

- 取引先ごとの請求書フォーマットや提出先情報
- 請求タイミングや支払条件などのルール
このような基本情報はもちろん、見積内容から前回の請求内容、入金状況なども、一つのシステムでまるっと管理。
特に請求処理のような対外的な業務は、一度のミスでも「この会社、大丈夫かな?」という不信感につながってしまうデリケートな領域です。

システムで処理できるということは、誰が業務を担当しても同じ手順・同じ品質で作業が行えるということ。
属人化を防ぎ、担当者によってやり方や精度がバラつくというリスクをなくしてくれます。
単なる作業の効率化ではなく、会社の信用という無形の資産を守るためにも、お役立ちいただけます。