見積作成の現場では、掛け率の計算や端数処理など、細かい作業に思った以上の時間と手間を取られるものです。
こうした処理を人の手で行うと、計算ミスや修正漏れが発生しやすく、担当者の負担も大きくなってしまいます。

そこで活躍するのが、ハウロードシリーズの「自動計算行」機能。
掛け率や端数処理を自動化できるだけでなく、再計算や基準値設定もシステムが対応するため、誰が作っても同じ精度で見積を作成できます。効率化、正確性、そして信頼性の向上まで――日々の業務をシステムで変えてみませんか?
・数量や合計に掛け率をかける処理をシステムに任せられるため、手計算や別表での確認が不要
・「四捨五入」「切り上げ」「切り下げ」などをプルダウンで設定できるので、担当者ごとの判断ズレがない
・手作業を省けるため、見積書作成にかかる時間が短縮され、顧客対応もスピーディーに
どんな機能?
見積書を作成するときに必要となる掛け率計算や端数処理をシステムに任せられます。
「工事原価の合計に○%を上乗せする」「端数を四捨五入する」といった処理を、
手計算や別表で行わずに、見積書内で自動的に計算・調整してくれます。

ここがポイント!
見積担当者の大きな負担のひとつは、掛け率計算や端数処理といった 細かい数字の調整作業。
従来であれば、数量や合計に掛け率をかける計算を電卓で行ったり、Excelで行っていました。

端数が出れば「四捨五入」や「切り上げ」「切り下げ」をその都度判断して処理する――こうしたコツが必要な場面もあり、属人化の一因でした。
手作業は時間がかかるだけでなく、ミスを招きやすいという問題があります。
掛け率をかけ忘れたり、端数処理を統一できずに「担当者によって出てくる数字が微妙に違う」なんてことも起きかねません。

ハウロードシリーズの「自動計算行」機能を使えば、こうした細かい作業はすべてシステムに任せられるわい。
「掛け率を何%にするか」や「端数処理の方法」は簡単に設定が行え、システムが自動で計算を行います。
明細の金額や数量を後から修正しても、自動で再計算が行われるため、いちいち電卓を叩き直す必要がありません。
見積を作成するスピードが大幅に上がり、担当者さんは計算ではなく「顧客への提案内容」や「見積全体の妥当性チェック」といった本来の業務に集中できます。

見積書は、金額を提示するだけでなく「この会社は信用できるか」を判断される大事な資料でもあります。

もし計算ミスや端数処理の不統一があれば、数字の信頼性が揺らぎ、お客様に「本当に正しい見積なのか?」という疑念を抱かせてしまいます。
ハウロードシリーズなら、掛け率の自動計算や再計算機能により、手入力や電卓操作での転記ミスをなくせます。
いつでも最新で正確な数字を反映できるため、不安をお客様に与えません。
「四捨五入」「切り上げ」「切り下げ」をプルダウンで一括設定できるので、担当者ごとに異なる処理をする心配がないのもポイント!簡単な操作で、どの担当者が作っても同じルールに基づいた一貫性のある見積書が出来上がります。

自動計算行は「正確さ」「スピード」「見やすさ」の3つを、どの担当者が作成しても同じルールで整えます。
個人の経験や計算方法に依存しない、会社としての一貫性を保つことができます。
- 明細や合計に掛け率をかける行を設定でき、対象となる金額を自動的に算出。
- 基準となる金額や数量に修正があれば、自動的に掛け率をかけ直し、常に最新の数値を反映。
- 「四捨五入」「切り上げ」「切り下げ」「合計調整」などをプルダウンで選べ、見積金額を整った形で表示。
新人やベテランを問わず、均一な見積が仕上がるので、 「人によって計算が違う」という混乱を避けられ、顧客とのやりとりもスムーズに進みます。