完成した工事を振り返るとき、一覧表を眺めながら
「この中から元請だけ抽出できたら…」
「担当者別に粗利率を比較できたら…」と思ったことはありませんか?
そんなときに便利なのが、ハウロードシリーズの「条件指定機能」です。
完成工事一覧表は、単に“全部を見る”ための帳票ではなく、自社にとって本当に必要な情報だけをピンポイントで抽出できるツールとしても活用できます。
元請・下請などの受注区分、官公庁や民間といった発注先、さらには担当者や拠点ごとに絞り込みができるため、分析・報告・改善のすべてがスピーディー・的確に行えます。
・元請・下請などの受注区分で絞れるから、案件タイプごとの収支比較がしやすい
・月別・四半期別などの期間指定と組み合わせることで、時系列分析も可能
・集計条件を変えるだけで視点が変わるため、経営判断や現場改善にすぐ反映できる
どんな機能?
「完成工事一覧表」は、すでに完了した工事について、
請負金額・実際にかかった原価・利益(粗利)・粗利率などを、工事ごとに一覧で表示・比較できます。
指定した期間中に完了していない工事が自動抽出され、
材料費・外注費・労務費などの原価を明細つきで一覧表示できます。

ここがポイント!

工事が終わったからといって、「はい、おしまい」ではもったいない。
完成した工事の“結果”を数字でしっかり振り返ることが、次の見積や業務改善に直結します。
完成工事一覧表では、各工事の契約金額・発生原価・粗利益・粗利率を、工事単位で明確に一覧表示。
「この工事はどこでコストが膨らんだのか」「利益が出た工事に共通する要素は何か」などを分析する材料になります。
- 何にいくら使ったのかが見える化され、コスト配分の偏りや想定外の支出があった部分も明確に
- 同じような工事でも「A案件は30%、B案件は10%」と差が出ていれば、次回見積の精度を上げたり、利益を出すためのパターン化に繋がる

「終わった工事を数字で振り返る」ことは、次の成功をつくる準備でもあるのじゃ!

完成工事の一覧表を見ていて、
「この中から元請だけ抽出できたら…」
「担当者別に粗利の違いを見たい…」
そんな風に感じたことはありませんか?
そんなときこそ活躍するのが、条件指定による絞り込み機能です。
元請・下請・納品など、受注区分ごと | 元請工事と下請工事の利益率の差を比較したいときに便利。 「下請工事ばかり赤字が多い」など、構造的な問題点を把握できる。 |
官公庁・民間企業・個人など、発注先ごと | 官公庁案件に多い長期工事や高単価案件の傾向分析に活用 民間企業との取引では請求・支払サイクルの見直しにも有効。 |
複数の担当者や拠点 | 誰が担当した工事に利益が出ているか、赤字が多いかを比較できる。担当者別の傾向や業務配分の偏りの見直しに活かせます。 |
- 受注区分1…元請大口 / 元請小口 / 下請大口 / 下請小口 / 納品 / その他
- 受注区分2…官公庁 / 民間企業 / 一般個人 / 受注区分設定なし
- その他の絞り込み条件…担当者(複数選択可) / 拠点(複数選択可)

完成工事一覧表は、単に工事の「実績を並べる」ための帳票ではありません。
それぞれの工事が「いくらで受注し、どれだけ原価がかかり、どれだけの利益を生んだか」を明確に“見える化”し、次の判断や改善に活かすための分析ツールです。
- 黒字・赤字の傾向が見えるから、再発防止や成功パターンの特定に役立つ
- どこにコストがかかったのかが明確になり、見積の精度が上がる
「なぜ利益が出たのか?」「どこでコストが膨らんだのか?」を数字で分析することが、次の見積、次の利益、次の改善へとつながります。

感覚ではなく、“根拠のある改善”の第一歩として欠かせない帳票じゃ。