あの工事、いまどこまで進んでる?「まだ」「完了」「進行中」を一目で!工事の今と過去を一括把握できる帳票

工事が完了したもの、いままさに進行中のもの、そしてまだ完了していないもの──。
複数の現場を抱える中で「どこまで進んでいるか?」を把握するのは、なかなか大変ですよね。

ですが、小さな行き違いや滞りが、気づかないうちに利益のズレや請求漏れにつながることも…。
だからこそ、「工事の進捗を一覧で把握できる仕組み」が現場でも管理側でも欠かせないのです。

「未成工事」「完成工事」「仕掛工事」それぞれを一覧化することで、状況を数字と流れで把握することができます。

仙人
仙人

しかも、ハウロードシリーズならさらに、ボタンひとつで期間指定・条件絞り込みが可能じゃ!
見たいタイミング・視点で、瞬時に工事全体の流れが見えるようになるわい。

この帳票たちを活用すれば、売上予測・進捗管理スムーズになり経営数字と現場進捗を同時に把握できますよ。

・“仕掛→未成→完成”の流れが見えるので、工事の進捗の偏りを可視化できる
・過去の完成工事と現在の仕掛・未成を比較して、傾向の変化を把握できる
・仕掛・未成で原価が先行しすぎていないか、完成工事と粗利を比較できる

 

どんな機能?

「いま、どの工事がどの段階か?」を、期間ごとに一覧表示できます。
「仕掛工事(進行中)」「未成工事(未完成で未計上)」「完成工事(完了済・計上済)」という3つの分類を、
期間設定・ボタン操作だけで簡単に表示できます。

 

ここがポイント!

進捗管理の要、「未成・仕掛・完成」の違いをわかりやすく解説!

未成工事とは?

まだ完成しておらず、決算や請求が終わっていない工事。
実際にはある程度工事が進んでいても、会計上は「まだ終わっていない」とみなされ、利益も計上されていません。

仙人
仙人

「これから利益を生む可能性がある工事」として扱うのじゃ。

仕掛工事とは?

工事が進行中で、すでに材料費や人件費などの原価が発生している段階の工事。
まだ請求や売上は立っていないため、「費用だけが先にかかっている状態」となります。

若葉ちゃん
若葉ちゃん

「コストが先行している」という点に注意が必要ですね。

完成工事とは?

すべての作業が完了し、検収・引き渡し・請求・売上計上まで終わっている工事。
ここでようやく「利益が確定した工事」として数字に反映されます。

 

工事の全体像・進捗の見える化で、対策が立てやすくなる

複数の現場を抱えていると、「今どの工事が完了していて、どれが進行中なのか?」を正確に把握するのは意外と大変です。この帳票では、工事の状態を「未成(まだ)」「仕掛(進行中)」「完成(完了)」に分けて一覧表示できるため、進捗の全体像がひと目で見えるようになります。

工事は、何もしていない「未成」→施工中の「仕掛」→終わった「完成」というステップを踏みます。
これらの数や割合の偏りを視覚的に把握できることで、「仕掛ばかりが溜まっている」「未成が多すぎる」などの問題にも早期に気づきやすくなります。

  • すべての工事のステータスを一覧表示。「何が残っているのか」「何が終わったのか」がぱっと見で把握可能。
  • 工事の滞留箇所が一目で分かるため、停滞中の現場に効率的に人員や資材を再配置できる
  • 着工予定だけの案件が放置されていないかチェックできるため、着手漏れや発注遅れの防止につながる
  • 期末までに終わる工事・終わらない工事が分かるため、決算調整や資金繰り対策を早めに打てる

 

過去の完成工事と現在の仕掛・未成を比較して、傾向の変化を把握

「あのときは利益が出ていたのに、最近は…?」といった工種別・顧客別・現場別の収益傾向をチェックできます。

原価高騰・工程遅延・外注比率の変化など、目に見えづらい原因も数字で浮かび上がるのがポイントです。

仙人
仙人

例えば、原価がすでに多くかかっているのに売上計上がまだ、という工事は要注意。

“未回収原価”のリスクを早期に発見し、着地予測と実績を比較することで見積もりの甘さや管理のずれに気づけます。
過去に似た工事がどれだけの利益を生んだか、どの工程で時間がかかったかなど、過去データを根拠に、今どう動くかを判断可能。

属人的な勘や経験だけに頼らず、数字をもとにした戦略的な意思決定ができるようになります。

 

期間・条件を指定して、必要な情報だけを瞬時に抽出

「この3ヶ月間の仕掛工事だけ見たい」「担当者Aの完了工事だけ確認したい」
そんなときも、ハウロードシリーズなら条件を絞ってボタンをクリックするだけで、瞬時に一覧化できます。

年度締めや四半期報告、月ごとの工事推移など、必要な期間だけをピンポイントで確認可能。
条件指定も行えるため、誰が・どこで・どんな工事を抱えているのか、視点を変えて表示を切り替えるだけで多角的に分析できます。

未成・完成・仕掛の3分類を条件付きで見ることで、売上計上の見通しが立てやすくなります。

また、例えば「仕掛が多い拠点」や「未成が多い担当者」が見えれば、進捗停滞の原因分析や応援配置の判断がしやすくなります。

期間設定により、「この四半期で完成が集中している」「逆に未成ばかり」などのバランスを確認でき、キャッシュフローや原価管理の事前準備に活かせます。

絞り込み条件一覧
  • 受注区分1…元請大口 / 元請小口 / 下請大口 / 下請小口 / 納品 / その他
  • 受注区分2…官公庁 / 民間企業 / 一般個人 / 受注区分設定なし
  • その他の絞り込み条件…担当者(複数選択可) / 拠点(複数選択可)