「この工事、なんでこんなに原価が高いんだろう?」
そんな疑問が浮かんだとき、頼りになるのが【工事別経費科目一覧表】です。
この帳票では、材料費・労務費・外注費など、工事ごとの原価内訳を横並びで確認可能。
パッと見ただけで、どの工事にどれだけコストがかかっているか、比較がしやすくなります。

しかも、ハウロードシリーズなら単に“全工事を並べて見る”だけでなく、検索条件を自由に指定して、見たい情報だけを抜粋して表示できるのが特長。
必要な情報をすばやく抽出できることで、報告資料の作成や原価見直し、社内共有までスムーズに。
忙しい現場や事務業務の中でも、コスト管理の強い味方になります。
・材料費・外注費・労務費など、原価の内訳が横並びで見られるから比較しやすい
・工事番号や受注先名などでピンポイントに抽出でき、不要な情報に惑わされない
・条件の重なり具合に応じた抽出が可能で、精度の高い分析が実現
どんな機能?
工事別に「材料費・外注費・労務費」などの原価内訳が一覧で見られる帳票を、ボタン操作で発行できます。
受注金額・累計原価・粗利・原価率まで一括表示されるので、
「この工事、どこにお金がかかってるの?」が一目でわかります。

ここがポイント!

工事別経費科目一覧表は、「どの工事に、どんなお金が、どれだけかかっているのか」の全体像を、ひと目で一覧できる帳票です。
例えば、材料費はいくら?外注費が多いのはどの現場?
労務費の内訳や比率は?そもそもこの工事、ちゃんと利益が出ているの?
こんな疑問を、感覚や記憶ではなく、実際の数字で確認できます。
- 「どこにお金をかけすぎているか?」を数字で比較して改善の糸口に。
- 「なぜこの工事は儲からなかった?」赤字工事の特徴を洗い出し、次回の見積や対応に活かせる。
- 改善提案やコスト削減の根拠として使える、分析にも強い帳票。

工事番号や受注先名など、実務で日常的に使う項目で抜粋できるので、探したい案件をすぐにピンポイントで表示可能。
膨大な情報の中から目当てのデータだけを拾い出せるので、不要な情報に惑わされず、素早く業務を進められます。
受注情報に関する条件 | 受注区分(最大5区分) 完成/未成区分 完成日の範囲指定 受注日の範囲指定 報告日の範囲指定 受注書番号 受注先名(文字列) 得意先(複数選択可能) |
担当者 | 現場担当者(複数選択可能) 現場管理者(複数選択可能) 報告者(複数選択可能) |
工期・金額関連 | 開始工期の範囲指定 終了工期の範囲指定 受注金額の範囲指定 工事番号の範囲指定 工事件名(文字列) 工事場所(文字列) |
その他情報 | 見積番号の範囲指定 外注有無(指定なし/有/無) 見込原価の有無(あり/なし) 立替金の入金(残額あり/なし) 売上伝票の作成状態(作成済み/未完了など) 売上伝票の金額と受注金額が異なる受注書 売上伝票および入金の得意先が異なる受注書 受注書登録日の範囲指定 印刷対象 品名・仕様のキーワード検索(AND/OR選択可) 原価明細、見込原価、見込売上、売上明細(選択可) 拠点(文字列) 追加工事の有無(あり/なし) |
複数の条件を自由に組み合わせて抽出できるのも、この一覧表の大きな強みです。
たとえば「元請かつ未成工事で、原価が高め」といった複雑な条件でも、チェックを入れるだけで簡単に対象を絞り込めます。

AND/ORの切り替え機能によって、「すべての条件を満たす工事」か「どれか1つでも該当する工事」かを選べるため、分析の粒度を柔軟に調整することが可能です。
一度条件を変えれば、視点もガラリと変わります。
同じ帳票でも、“原価の偏りを探したいとき”と“未処理の工事だけを抽出したいとき”では、必要な情報はまったく違います。
経費一覧を多角的に活用するための、心強い味方になってくれます。